permission-issue - Error Code ; 8344

Azure AD Connect 構築後、運用中に同期処理にて正常に行えないことで下記の事象が発生します。事象発生内容、それぞれのケースの対処方法をお纏めいたしました。 permission-issue とは Azure AD Connect でユーザー オブジェクトを同期した場合の動作としては、下記の流れで処理が行われます。 Active Directory から Azure Active Directory に同期 Azure Active Directory から ユーザーオブジェクトの mS-DS-ConsistencyGuid 属性を取得し、Azure AD Connect に格納 Azure AD Connect から Active Directory のユーザーオブジェクトの mS-DS-ConsistencyGuid 属性の書き込み  上記の 3. の処理で通常はユーザ...

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「管理者の承認が必要」のメッセージが表示された場合の対処法

こんにちは。Azure Identity チームの埴山です。今回は、Azure AD の同意のフレームワークについて解説します。 早速ですが、皆さんはアプリケーションを利用しようと思った際に、以下のように、”管理者の承認が必要” と表示されてしまったことは無いでしょうか。 あるいは、以下のような同意画面を見たことはないでしょうか。 多くはアプリケーションを利用する際に表示される画面ですが、皆さんはこの画面の意味がお分かりでしょうか。 この画面は、Azure AD の同意のフレームワークと呼ばれる仕組みで、ユーザーがアプリケーションに対し、安全に権限を委任するための仕組みです。 今回は、この同意のフレームワークについて、どのような機能であり、”管理者の承認が必要” と表示されたときには、どのように対処すればよいのか、次の順番で解説します。 何のための機能なのか アプリケーションに同意を...

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Hybrid Azure AD Join 失敗の初動調査方法について (フェデレーション編)

こんにちは、Azure & Identity サポート チームの 姚 ( ヨウ ) です。 前回の Hybrid Azure AD Join 失敗時の初動調査方法について (マネージド編) に続き、今回は Hybrid Azure AD Join (以下 HAADJ) のフェデレーション環境での初期調査方法を紹介します。 以下にご案内する初動調査によって問題が解決することが一番ですが、問題が解決しない場合もここで案内した初期切り分け情報を含めてお問い合わせをすることで、弊社サポートへスムーズな形で調査を依頼することができます。 はじめに、クライアント端末でフェデレーションの HAADJ として構成が完了するまでの流れを以下にまとめました。 HAADJ として構成が完了するまでの流れ クライアント端末をオンプレミス Active Directory ドメインに参加します。 *この時...

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ポリシーとセキュリティのリアル タイムな適用に向けて

本記事は、 2020 年 4 月 21 日に Azure Active Directory Identity Blog に公開された記事 (Moving towards real time policy and security enforcement) を翻訳したものです。原文は こちら より参照ください。 皆さんこんにちは。 はじめに、世界中でセキュリティおよび ID を担当する皆さんが情報セキュリティを強化しつつ、新しい働き方を実現するために大変な活躍をされていることに驚かされるばかりです。今まさにゼロ トラストのモデルが急激に導入されつつあり、その一端を担えることを本当に光栄に思います。本日は、セッションの有効期間を最小限に抑えるための重要な新機能についてお知らせします。 Azure Active Directory や Office 365 などの Microsoft のサー...

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安全なリモート アクセスを実現するための条件付きアクセスに関するよくある質問

本記事は、 2020 年 4 月 3 日に Azure Active Directory Identity Blog に公開された記事 (Frequent questions about using Conditional Access to secure remote access) を翻訳したものです。原文は こちら より参照ください。 業界の動向や働き方の変化は通常、何年にもわたるもので、組織は各々のスピードで変化に対応しています。しかし現在我々の生活は通常ではない状態になりました。 COVID-19 の感染拡大を遅らせるため企業は従業員に在宅勤務を求めており、そのような組織では数年ではなく数週間という短い期間で組織やプロセスを大きく変更しています。組織には、会社のデータを安全に保ちながらリモート ワークを迅速に可能にするという新しい課題が突きつけられるとともに、以前からある課題...

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レガシー認証をブロックするための新しいツール

本記事は、 2020 年 3 月 12 日に Azure Active Directory Identity Blog に公開された記事 (New tools to block legacy authentication in your organization) を翻訳したものです。原文は こちら より参照ください。 新型コロナ ウィルス (COVID-19) の影響により、下記記事にある レガシー認証の廃止は、2021 年下半期まで延期 されました。詳しくは Exchange チームのブログ記事 を参照ください。 皆さん、こんにちは! このブログ シリーズのをよくご覧いただく読者であれば、我々が繰り返し管理者に多要素認証 (MFA) を有効にするよう推奨してきたことをよくご存知だと思います。私が以前執筆した記事である Your Pa$$word doesn’t matter で...

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ゼロ ハイプ

本記事は、 2019 年 12 月 30 日に Azure Active Directory Identity Blog に公開された記事 (Zero Hype) を翻訳したものです。原文は こちら より参照ください。 Ignite では、製品マーケティングを統括する同僚の Nupur Goyalstatus (@nupur_11) に加え、Azure Security Center や Microsoft Cloud App Security、およびユーザー向け Azure ATP などのプログラム マネジメントを統括する Yinon Costca (@c0stica) を含めて、ゼロ ハイプ と題する発表を行いました。ゼロ トラストのような概念は、あいまいなまま理解していては役に立ちません。この用語は長年にわたり話に上がってきましたが、私が話をした人の間では、この用語にはまだ一貫性...

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Google Chrome の version80 へのアップデートにおける AD FS および WAP への影響

皆様、こんにちは。Azure & Identity サポート担当の串田です。 今回は、先日公開された最新版の Google Chrome “Version 80” で導入された Cookie に対する取り扱いが AD FS 環境の認証に及ぼす可能性がある影響についてご紹介します。 はじめに先日、Office 365 をご利用されているお客様に Office 365 ポータルの [メッセージ センター] 内にメッセージ ID が “MC201932” もしくは “MC202944”、そして以下の様なタイトルのメッセージが通達されています。 <Be aware and prepared – web sites you use may not work in Chrome 80> 上記のメッセージは Google Chrome の Version 80 で予定されてい...

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Azure AD 条件付きアクセスを利用してセキュリティと生産性のバランスをとる 3 つの方法

本記事は、 2020 年 2 月 10 日に Azure Active Directory Identity Blog に公開された記事 (Three ways Azure AD Conditional Access balances security and productivity) を翻訳したものです。原文は こちら より参照ください。 こんにちは! パートナー ブログ シリーズへようこそ。貴社では現在 ID と IAM (Identity and Access Management) のソリューションをお使いと思いますが、もしそれらがユーザーの生産性とセキュリティの適切なバランスを実現していないとお考えの場合は、この記事を読んでいただければと思います。今回は Content and Code 社のテクノロジー アーキテクチャ責任者である Ben Athawes 氏をお招きし、な...

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AADSTS50107 The requested federation realm object 'xxx' does not exist. (Issuer ID/Issuer URI と SupportMultipleDomain)

こんにちは、Azure & Identitiy サポートチームの竹村です。今回は、多くのお客様からお問合せをいただく AADSTS50107 のエラーについて、その意味や対応方法をご紹介します。 1. ADSTS50107 と Issuer ID、 Issuer URI最初に、AADSTS50107 のエラーの内容と、その背景にある Issuer ID、および Issuer URI と呼ばれるものについて説明します。Issuer ID は、Azure AD と連携する IdP (例えば AD FS など) が発行するクレームです。AD FS (WS-Federation) の場合は、具体的には以下のクレームになります。 http://schemas.microsoft.com/ws/2008/06/identity/claims/issuerid 一方、Azure AD のカス...

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