Azure AD から Amazon Managed Grafana へのアクセス保護について

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こんにちは、Azure Identity サポート チームの竜です。

本記事は、2021 年 9 月 1 日に米国の Azure Active Directory Identity Blog で公開された Secure access to Amazon Managed Grafana with Azure AD を意訳したものになります。ご不明点等ございましたらサポート チームまでお問い合わせください。


お客様は、アプリケーションやサービスを特定のクラウドやプラットフォームに限らず、幅広く利用されています。そのため、私たちの ID ソリューションも、プラットフォーム間でシームレスかつ安全に動作し、すべてのクラウドやアプリケーションに対応するようにしています。 お客様がアプリケーションの構築に Azure であろうと AWS であろうと、どのクラウド プロバイダーを使用していても、弊社の目標は、お客様のすべてのアプリケーション、サービス、データのセキュリティを確保すること です。そのため、本日、Azure AD のアプリ ギャラリーにて Amazon Managed Grafana が利用できるようになりました ことを発表いたします。

Amazon Managed Grafana を Azure AD のアプリ ギャラリーに統合済みのアプリとして提供することで、シングル サインオンの設定や条件付きアクセス ポリシーの適用を迅速に行い、適切なユーザーが Amazon Managed Grafana にアクセスできるようになります。Grafana は人気の高いオープン ソースの分析プラット フォームです。Grafana をご利用いただくことで、メトリックの保存場所に関わらず、メトリックの検索、アラート、可視化、解析を行うことが可能です。さらに、Amazon Managed Grafana を利用すると、お客様はサーバーのプロビジョニング、ソフトウェアの設定と更新、および本番環境において負担となる Grafana のセキュリティとスケーリングに関わる作業をすることなく、メトリック、ログ、トレースを分析することができます。

弊社の Azure AD と Amazon Managed Grafana の統合は、今年初めに発表した AWS SSO 統合 を補完するものです。お客様は Azure AD と Amazon Managed Grafana を直接統合いただくこともできますし、AWS SSO 統合を利用してAWS サービス全体で Azure AD のユーザーとグループを一元管理することもできます。

Amazon Managed Grafana を Azure AD で保護する方法の詳細につきましては、公開資料Amazon Managed Grafana のウェブ ページ にてご確認ください。いつものように、皆様のご意見やご感想をお聞かせください。

Sue Bohn
Partner Director of Program Management
Microsoft Identity Division
Twitter: @Sue_Bohn

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